ハウスクリーニングは家の中を掃除するだけだから誰でも簡単にできるなどと勘違いを
して、フランチャイズに加入したり、掃除道具だけを用意して起業する人も少なくない
といいます。
特に、ココナラやくらしのマーケット、ジモティなどに素人が次々と登録して、ハウス
クリーニングを行うようになったため、依頼者からのトラブルが続出したというウワサ
も少なくありません。
その後、素人の排除と新規登録が大幅に厳しくなったという話を聞きます。
それだったら、大手フランチャイズに加入して、しっかりと研修を受ければ安心なのか
というと、必ずしも正しくありません。
2009年に東大阪に「みがき屋Q3」を設立し、その後はハウスクリーニングで生計
を立てているという中島和久さんは協力業者として30名以上と出会ったといいますが
全ての人が素人レベルで使い物にならなかったと切り捨てます。
その中には、日本ハウスクリーニング協会の会員もいましたし、ダスキンやお掃除本舗
などのフランチャイズに参加して、それなりの実績を上げている人もいたそうですが、
中島さんからすれば素人レベルという酷評です。
フランチャイズに参加しても、ろくな研修を受けていないことがわかります。
中島さんはハウスクリーニングで独立する前に、ビル清掃で30年ほどの経験があった
ことから、他社のダメっぷりが特に目立つと指摘します。
真面目にハウスクリーニングで成功したいと思ったら、どうすればいいのでしょうか?
中島さんに弟子入りして教わるというのは迷惑極まりないですが、ハウスクリーニング
開業完全マニュアルを読んで実践する分には喜びます。
A4ページに12ポイントの文字の大きさで、目次だけで14ページになるというほど
に充実した内容のマニュアルです。
質問することがないほどに、しっかりと書かれていますので、理解するだけでも大変に
感じるかもしれません。