あなたは治療家として、自信を持って施術が行えていますか?
あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師、柔道整復師、各種療法士などの国家資格があるので
効果があるとか、民間資格の何とかセラピストとか整体師、カイロプラクターはダメと
いった意見もありますが、必ずしも正しいとは限りません。
あなたも実感しているかもしれませんね。
学校などで学んだように施術をしても十分な改善効果がなかったり、良くなったように
思っても、しばらくすると元に戻るといったケースは珍しくありません。
中には、骨折や肉離れなどの怪我をさせてしまう治療家もいます。
患者さんから不満やクレームが来たり、急に来なくなったりすると、あなたもショック
を受けるのではないでしょうか?
このようなトラブルや失敗が続くと、治療家として自信を失うことも珍しくありません。
整形外科専門医の歌島大輔さんは、自分を「過信」している治療家と「自信喪失」して
いる治療家にわかれていると指摘します。
歌島さんは、治療家の多くが自信喪失に陥る原因として、
- エビデンス不足を長期間にわたって放置
- 売上を過剰に重視するしかない業界構造
- 医師に嫌われた業界で常に何らかの攻撃を受けている
という3点をあげています。
もちろん、歌島さんは治療家はさっさと諦めて廃業しろというわけではなく、「キラリ」
と光る「シン・セラピスト」になることを推奨しています。
歌島さんが提唱する「シン・セラピスト」とは、根拠のない自信も、根拠のある自信も
両方身につけることで、効果のある施術が行える治療家のことをいいます。
このシン・セラピストになるためのステップとして、
- 脳科学的に理にかなったマインドセット
- エビデンスを脳に刻み込み続ける習慣の構築
- ありもしないゴッドハンドに頼らない治療を実践
という3ステップをあげています。