古物商というと、リサイクル業者や骨董品業者などをイメージするかもしれませんし、
せどらーが不特定多数から買い取りをする際に必要なライセンスと思っているかもしれ
ませんね。
せどりで古物商免許が必要かという点に関しては、統一見解が出ていませんので、法律
などから専門家が好き勝手言っている状況ですし、警察も曖昧さを逆に利用して自分に
都合のいいように運用しているのが実情ですが、盗品などを仕入れたケースは別として
せどりをしたという行為だけで、せどらーが逮捕されたという話は聞きません。
古物商になるメリットとしては、それ以外に古物市場や業者オークションなどに参加が
できるという点が上げられます。
運営元によって参加条件は異なりますが、古物商がなくても参加できるところもあれば
組合などに参加して会費を納めていないと参加できなかったり、実店舗で運営している
経営者しか参加できなかったりとさまざまです。
なお、古物市場や業者オークションの主催者はせどらーを憎んでいるケースが多いこと
から、ごく一般的なせどらーが店舗せどりをしているなどとamazonやヤフオクなどを
見せてアピールしても、「さっさと出て行け」と言われて追い出されるだけです。
「古物商でガツンと稼ぐ研究会」代表で古物商の細矢益通さんは、現在は、リサイクル
ショップ経営を信頼できる人に任せて、自らは古物商サイトを運営してサポートなどを
行っていますが、古物商免許を取得してリサイクルビジネスに参入した当初はまったく
といっていいほどに稼げなかったといいます。
今でこそ、せどらーと同じようにヤフオクやamazonなどを活用する古物商が増加して
いますが、一昔前までは、週末などに公園などで行われるフリーマーケット程度の扱い
しかされていませんでしたし、ネットというだけで虚業扱いされていましたので、店舗
による実業に取り組まずに詐欺行為なんかできるかという状況でした。
それと比べると、現在はネット上でオープンしている古物市場もありますから、時代の
流れの速さを感じるでしょうが、細矢さんは以下の3点は実店舗・ネット等に関係なく
古物ビジネスで稼ぎ続けるために必要不可欠なポイントだと指摘します。
- 古物の稼ぐテコ
- 古物で稼ぐ法則
- 売れなかった際のリカバリー法
全くの素人からでも実践できるようにまとめたのが「古物商必勝マニュアル」です。