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パソコン教室といえば、一時期はいたるところで見かけたものですが、現在は減少する
一方で、パソコン教室の跡地に金の買い取りや保険の見直し、マッサージなどの店舗が
入っている光景を見かけることも増えてきました。

特にスマホが普及するようになってからは、パソコンの利用者が減少傾向にありますし
学校でまがりなりにもパソコンについて学ぶ機会が確保されたことも、パソコン教室で
操作方法を学ぶ必要がない大きな理由となっています。

このため、現在、潰れることなく生き残っているパソコン教室も、一時期のボッタクリ
とも思えるような高額な授業料から定額制に切り替えて、何度でも通えるようにしたり
といった具合に、価格競争が非常に激しくなっています。

しかし、「淘汰の時代」を迎えたパソコン教室ですが、札幌市在住の吉田憲司さんは、
高齢者専用パソコン教室であれば、これから新規開業しても十分に生計をたてることが
可能だといいます。

吉田さん自身も、少子化の影響で20年以上にわたって勤務していた学習塾を解雇され
転職しようにも見つからないと言う時期が続いたことで、仕方なく高齢者専用パソコン
教室を開校したという経緯がありますが、徐々に受講生が増やすことに成功しました。

吉田さんがパソコンの使い方もまともにわかっていなかったのにも関わらず、パソコン
教室が繁盛するといったら驚くのではないでしょうか?

吉田さんのパソコン教室の近所には、大手パソコン教室がいくつもありますし、更には
公的機関が実施するパソコン講座が非常に安価な価格で開講されるので、毎回、何倍も
の競争倍率となっているという厳しい状況にも関わらず、毎月のように吉田さんの教室
には新規受講生がやってくる
のです。

もちろん、単純に高齢者専用のパソコン教室にすればいいというわけではありません。
ただでさえ少ない受講生をさらに減らすだけに終わるケースのほうが多いからです。

吉田さんが見つけた秘訣があるからです。

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